【47NEWS】新型コロナ会見巡り、県と市が対立 意思疎通欠け、住民への情報提供に支障懸念も
全国各地に新型コロナウイルス感染が広がり始めた今春、感染者について発表する際の対応を巡り、県と市が対立するケースがあった。記者会見を押し付け合ったり、逆に主導権の取り合いになったり、どこまで情報を出すかで意見が食い違ったりした。背景には双方の意思疎通の欠如があるとみられる。行政間の〝もめ事〟は住民への情報提供に支障を来す恐れがあり、識者は「非常時に足の引っ張り合いをしている場合ではない」と指摘している。