マツタケ、絶滅危惧種に 栽培困難、山の環境悪化 国際レッドリスト「危急」に
国際自然保護連合(IUCN、本部・スイス)は9日公表した最新のレッドリストで、高級キノコとして知られるマツタケや、沖縄などで食用にされているヤシガニを新たに絶滅危惧種に認定した。ランクはいずれも、絶滅のリスクが増大している「絶滅危惧Ⅱ類(危急)」で、3段階の中では最も低い。2014年にリスクが2番目に高い「絶滅危惧ⅠB類(危機)」に分類されたニホンウナギは、再評価した結果、絶滅に近づいているとはいえないとして据え置かれた。