有効求人倍率また石油危機以来の下落幅 5年8ヶ月ぶりの低水準
先月の「有効求人倍率」が発表され、2か月連続で第一次オイルショック時と同じ水準の大幅な下落となりました。仕事を探している人1人に対し何人の求人があるかを示す「有効求人倍率」について、厚生労働省が発表した先月の数値は1.11倍で、5年8か月ぶりの低い水準となりました。6か月連続の下落ですが、特に、ここ2か月の下落幅は、0.12ポイント、0.09ポイントと続いていて、これはリーマンショック直後の0.07ポイントを上回り、第一次オイルショックの影響を受けた1974年以来だということです。