【dynabook】東芝、シャープへパソコン事業を完全売却·····
東芝は4日、パソコン事業をシャープへ完全売却したと発表した。2018年の事業譲渡後も残っていた「ダイナブック」(東京)の保有株式19.9%を手放し、同社はシャープの完全子会社となった。シャープから6月30日に要請を受け、手続きを進めていた。売却金額は非公表。米原発事業での巨額損失処理などで経営危機に陥った東芝は18年10月、事業再編の一環で、ダイナブックの前身に当たる「東芝クライアントソリューション」株式の80.1%を約40億円でシャープへ売却していた。