【各国GDP】明暗分ける 4-6月期GDP 米 32.9%減 ユーロ圏 40.3%減 英 59.8%減【中国 55%増】
4~6月期の国内総生産(GDP)は戦後最悪のマイナス成長だったが、3割超の崩落を記録した米国や欧州と比べれば落ち込みは抑制された。相次ぐロックダウン(都市封鎖)で人の流れを強制的に止めた欧米に比べ生産活動への影響が限定的だったのに加え、発生源の中国経済がいち早く再開した恩恵を受けたとの指摘もある。新型コロナウイルスの対応で日本以上に厳しい措置を取った欧米では、4~6月期の実質GDPは米国が前期比年率32.9%減、ユーロ圏19カ国では40.3%減と大幅に減少した。