「福岡の感染、減少傾向」 重症者増加は注意喚起 分科会・全国分析
全国でも高い水準だった福岡県の新規感染者数について政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は21日、「減少傾向にある」とし、感染再拡大の局面のピークを越えたとの認識を示した。ただ、大阪や愛知、沖縄の各府県と同様に重症者数は増加傾向にあるため、「注意が必要だ」と呼び掛けた。分科会メンバーの押谷仁東北大教授が提出した資料によると、自治体が毎日公表している数字とは別に、「発症日ベース」で見た福岡県の新規感染者数は7月27日の80人が最多。