【害虫】稲を枯らす害虫「トビイロウンカ」増加 深刻な被害をもたらした昨年の5倍 8月中の警報は初 大分
稲の病害虫「トビイロウンカ」が今年も増加しているとして大分県は21日、警報を発表した。記録の残る2007年以降、4回目。昨年も県内で深刻な被害をもたらしており、今年は初めて8月中の発令となった。トビイロウンカは稲の汁液を吸って、まとまって稲を枯らす「坪枯れ」を招く病害虫。17~20日の調査で、一カ所にとどまって爆発的に増加する「短翅(たんし)型」が水田40カ所中、17カ所で計98匹確認された。