【このタイミングしかない】安倍首相、会見で語った「苦痛」
紺色のスーツ姿で記者会見場に姿を見せた安倍晋三首相は、これまでと変わらない様子で壇上に歩を進めた。マスクを外した安倍首相は一呼吸置き、新型コロナウイルス対応への振り返りから会見を始めた。「1月から正体不明の敵と悪戦苦闘し、国民の命を守るため、その時々の知見の中で最善の努力を重ねてきたつもりだ」。言葉を区切りながら説明を続け、インフルエンザの流行が見込まれる冬に向け、「重症化リスクが高い人に重点を置いた対策に転換する必要がある」と強調した。