海上保安庁 監視用無人機「シーガーディアン」の導入検討 自衛隊も協力
9月から「シーガーディアン」試験
海上保安庁は日本沿岸の監視活動への無人機導入を検討するため、海上自衛隊八戸航空基地を拠点に9月から無人機の飛行実証に着手するとこのほど発表した。使用する機体は米国製のMQ9B「シーガーディアン」で、飛行試験は海保が委託した民間のアジア航測㈱が行う。「シーガーディアン」は米軍がイラクやアフガニスタンで使用している無人機MQ9「リーパー」を洋上監視用に改造した非武装タイプの固定翼機で、すでに米、英、仏、伊、蘭、印などの海軍や沿岸警備隊が使用している。