【WHO】テドロス事務局長、高齢コロナ患者の軽視を非難 「高齢者が死んでいく状況が問題ないはずがない。 これは道徳的破たんだ」
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長はこのほど、新型コロナウイルス感染症による高齢者の死亡率が高い状況を「問題ない」とする声があると述べ、「道徳的破たん」を示すものだと非難した。テドロス氏は今週の記者会見で、「高齢者が死んでいく状況が問題ないはずがない。これは道徳的破たんだ」と指摘。「若者であれ高齢者であれ、あらゆる命はかけがえのないものであり、我々はそれを救うために手を尽くす必要がある」と述べた。