【奈良】「ごみ収集の入札は違法」 香芝市ごみ収集事業の入札巡る住民訴訟、最高裁が市側の上告を退ける決定…市の敗訴が確定
香芝市が行ったごみ収集事業の入札で、契約する業者が事前に決まっていて違法だと住民らが訴えた裁判で、最高裁判所は市側の上告を退ける決定をし、市に対して業者に委託料の返還を求めるよう命じた判決が確定しました。香芝市は家庭ごみの収集事業について「指名型プロポーザル」と呼ばれる入札を経て、平成28年に市内の業者に委託しましたが、地元の住民らは、「入札は形だけで契約する業者が事前に決まっていて違法だ」と訴えました。