【新型コロナ】重症者の治療実績最多はアビガン(ファビピラビル)78%、軽快73%、全国82大学病院、ECMOは使用16%で死亡3割未満
全国医学部長病院長会議がまとめた、全国82の大学病院が7月31日までに治療した新型コロナウイルス感染症の重症例に関する実態調査の結果、総数487例に対する治療法で最も多かったのは、抗生物質製剤を除くと、アビガン(ファビピラビル)の77.6%だった。軽快症例の割合も72.8%と高かった。重症者の治療薬として特例承認されたベクルリー(レムデシビル)は、使用割合が11.1%にとどまった。