【虫】外来スズメバチの巣、アプリで特定 佐世保高専生が駆除効率化へ研究 羽音の周波数が在来種のハチと大きく異なることに着目
佐世保高専(長崎県佐世保市)の学生4人が、在来種のハチなどを食べる外来種ツマアカスズメバチの駆除に役立つアプリの開発に取り組んでいる。ツマアカスズメバチの羽音を捉え、無線技術を応用して移動経路を特定する。人の目で探すよりも短時間で巣の場所を見つけることができ、駆除の効率が高まりそうだ。ツマアカスズメバチは中国南部、台湾、東南アジアなどの原産で、在来種の生態系や農作物に被害をもたらす特定外来生物に指定されている。