アメリカ 追加経済対策のめど立たず 航空会社は大量解雇か
アメリカでは新型コロナウイルスの感染拡大に対応するための追加の経済対策が、与野党の対立によって成立のめどが立っていません。大手航空各社は追加策が実施されなければ合わせて3万人を超える解雇に踏み切る方針を示していて、大量に失業者が出ることへの懸念が強まっています。新型ウイルスの感染拡大を受けてアメリカ政府は、経営難に陥った航空会社に対して雇用維持のため250億ドル、日本円で2兆6000億円規模の支援を行いましたが、この予算は今月末で終了するため、追加の対応が焦点になっています。