【研究】新型コロナの重症化はネアンデルタール人から受け継いだ、日本など東アジアは遺伝的影響をほぼ受けず
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は9月30日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の重症化リスクが、ネアンデルタール人由来のものであるとの研究結果がネイチャー誌に掲載されたことを報告している。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化は年齢や持病の有無などいくつかの要因があるが、遺伝的要因が影響することもわかっており、最近発表されたCOVID-19ホストジェネティクスイニシアチブの研究によると、3番染色体のある領域の遺伝子多様体(バリアント)が重症化リスクを高めているという。