【宮城】「他人に漏らしませんから」「自作農か小作農か」「誕生の月日の明ならぬ者は不明と書き入れ」…第1回国勢調査の書類発見
国勢調査が始まって今年で100年。宮城県石巻市の国勢調査指導員の男性が、1920年(大正9年)の第1回調査時に使われた書類一式を見つけた。国が初めての調査にかける意気込みや、当時の世相が伝わる内容で、総務省は「100年前から続く統計の重要性を伝える貴重な資料」としている。総務省統計局の資料によると、第1回国勢調査は20年10月1日、「平民宰相」原敬首相のもとで行われた。