台風14号になりそうな熱帯低気圧発生 名前は「チャンホン」の予定
熱帯低気圧の発生
日本の南海上では対流活動が活発で、積乱雲があちこちで発生していましたが、次第に渦を巻き始め、令和2年(2020年)10月4日15時に熱帯低気圧が発生しました。そして、10月4日21時に、気象庁は今後24時間以内に台風に発達するとして、熱帯低気圧情報を発表しました(図3)。台風の発生・発達の目安は海面水温が27度以上ですが、日本の南海上の熱帯低気圧は30度以上という非常に高い気面水温で、しかも、熱帯低気圧(台風)が進む海域は28度以上です。