近ツリ、パンフ制作費水増し JRから7千万円不正受領
近畿日本ツーリスト関西(大阪市)と同中部(名古屋市)の2社が旅行パンフレットの製作費を水増しし、JR西日本から販売促進支援金として約7千万円を不正に受け取っていたことがわかった。近畿日本ツーリスト側はJR西に損害賠償して謝罪し、2社の担当者を懲戒処分にしたほか、当時の社長らも処分した。持ち株会社の「KNT―CTホールディングス」(東京)によると、パンフレットは鉄道を利用した旅行プランを紹介するもので、JR西が販売促進支援金として製作費を一部負担していた。