【組織犯罪処罰法違反】IR事件の会社役員保釈 証人買収罪で起訴
東京地裁は6日までに、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職に絡む証人買収事件で、組織犯罪処罰法違反(証人等買収)の罪で起訴された会社役員、佐藤文彦被告(50)の保釈を認める決定をした。保証金は2千万円。佐藤被告は6日に現金納付し、保釈された。起訴状によると、今年6~7月、衆院議員の秋元司被告(48)=収賄罪で起訴、組織犯罪処罰法違反罪で追起訴=らと共謀し、汚職事件の贈賄側の中国企業元顧問に偽証を働き掛け、報酬の提供を申し込んだとしている。