【厚生労働省麻薬取締部】違法薬物の密輸取締りなど強化 全国の捜査情報を集約へ
厚生労働省麻薬取締部は増加する違法薬物の密輸の取締りなどを強化するため、全国の拠点の捜査情報を集約して分析するシステムを整備する方針です。去年、覚醒剤や大麻などの違法薬物の密輸を巡って検挙されたのは595人で、前の年から6割近く増えて過去最多となりました。一方で密輸の取り引きには、匿名性の高いインターネット上のサイトなどが使われ、捜査範囲が全国にある麻薬取締部の拠点の管轄を越えることも多く、連携の強化が求められています。