47都道府県の「貯金」が3分の1に 行政サービス低下の恐れ<東京新聞集計>
47都道府県の「貯金」が3分の1に コロナで取り崩し 行政サービス低下の恐れ<本紙集計>
47都道府県が「貯金」として積み立てている財政調整基金(財調)の残高が本年度に入り、新型コロナウイルス感染症への緊急対応などで3分の1近くにまで減ったことが本紙の集計で分かった。取り崩しが続くと、教育や福祉といった生活密着の分野に十分な財源を充てられなくなる恐れもあり、自治体担当者には今後の財政運営を懸念する声が広がっている。