【検察審査会】「かばんの中身のぞき死亡事故」2度不起訴を「起訴相当」(徳島)
2016年5月に徳島市の県道を自転車で横断中だった女性をはねて死亡させ、自動車運転処罰法違反(過失運転致死)容疑で書類送検された市内の女性(38)を徳島地検が2度にわたり不起訴処分としたことについて、徳島検察審査会は「起訴相当」と議決した。議決は19日付。議決では、女性が衝突地点の50メートル手前から助手席に置いたかばんの中身をのぞき始めたと供述していることから「脇見をしていたために回避行動が取れなかったと思われ、前方不注視の重大な過失だ」とした。