【フランス】預言者ムハンマドの風刺画を見せた教員殺害事件受けテロ対策強化
フランスで、イスラム教の預言者の風刺画を生徒に見せた教員が刃物で殺害された事件で、教員がSNSで非難されたことが事件につながったとみられることから、政府は、テロをあおる投稿への監視を強めるなど、対策を強化すると発表しました。パリ近郊で今月16日、中学校の男性教員が男に刃物で殺害された事件では、教員が表現の自由について教える際にイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を見せたことを生徒の保護者がSNS上で名指しで非難していて、検察は、容疑者の男が保護者の投稿に直接影響を受けたという見方を示しています。