【経済】ユーロ圏GDP、過去最大の年率換算61・1%増
欧州連合(EU)統計局は30日、独仏などユーロ圏19か国の2020年7~9月期の域内総生産(GDP)速報値を発表した。物価変動の影響を除いた実質GDP(季節調整値)は前期比12・7%増、年率換算では61・1%増で、1995年の統計開始以来、最大の伸び率となった。4~6月期には新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出制限などが響き、年率換算で39・5%減と過去最大の減少幅となったが、夏に感染拡大が一服し、経済活動の再開が本格化したため大幅なプラス成長に転じた。