ゴーン被告をベイルートで来年尋問へ-仏、資金不正疑惑で捜査官派遣
日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告は、日産自と仏ルノー、三菱自動車の3社連合のオランダ統括会社「ルノー日産BV(RNBV)」が負担した支出を巡り、フランスの捜査官が被告の逃亡先であるレバノンの首都ベイルートで来年、直接尋問する予定だと明らかにした。ルノー会長も務めたゴーン被告とオマーンの自動車販売業者との交流や、私的だった可能性のあるイベントと旅行への支出、RNBVからコンサルタントへの支払いに関連し、フランス当局が捜査を進めている。