闘う相手は「イスラム教ではなくイスラム主義」 英紙記事に仏大統領が反論
エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領は4日、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)の意見記事に自身の発言が間違って引用されたとして、フランスが闘っている相手は「イスラム主義者の分離主義であって、決してイスラム教ではない」と反論した。FTが3日に掲載した自社特派員による意見記事は、マクロン氏が「イスラム分離主義」を糾弾したことにより、フランス在住のイスラム教徒を「敵視する環境」が醸成される恐れがあると指摘していた。