【九州新幹線】長崎ルート、JR九州幹部「新大阪直通が重要」在来線については「フル規格の目途が立ってから佐賀県と話をしたい」
佐賀県議会の新幹線問題対策等特別委員会は2日、JR九州の古宮洋二・取締役専務執行役員を参考人招致し、九州新幹線長崎(西九州)ルート・新鳥栖―武雄温泉間の整備について質疑を行った。古宮氏は「整備効果を発揮する上で、新大阪直通が重要なポイントだ」とし、フル規格での整備の必要性を改めて訴えた。古宮氏は冒頭、新幹線が地域にもたらす効果に触れ、2011年に全線開業した鹿児島ルートを例に「関西方面との交流人口が拡大した」と説明。