【広告】電通グループ、コロナ響き営業利益半減 広告需要落ち込む 1~9月期
電通グループが10日発表した2020年1~9月期連結決算(国際会計基準)は売上高に当たる収益が9.4%減の6763億円、本業のもうけを示す営業利益は185億円に半減した。新型コロナウイルス感染症の影響を受け、国内外でテレビやインターネット向けなどの広告需要が落ち込んだ。営業利益の半減は、年末から来年3月にかけて実施する早期退職プログラムのほか、退職者向けに業務委託を手掛ける新会社設立などの構造改革費用251億円を計上したため。