【季節】ウグイス初鳴きも、タンポポ開花も…気象庁の観測「大リストラ」に「乱暴だ」と批判の声。防災にシフトする気象庁、人員不足も
地球温暖化など長期的な気候変動の貴重な指標となり、季節の便りとしても親しまれてきた「生物季節観測」を、気象庁が今年いっぱいで大幅縮小する計画が物議を醸している。セミの初鳴き、カエルの初見しょけんなど動物の観測を全廃し、タンポポの開花など植物の大部分も廃止。残すのは桜の開花、カエデの紅葉など植物の一部だけという大リストラ方針に、気象予報士からは「乱暴ではないか」と批判が出ている。