アルカイダ幹部、イスラエルの工作員によってイランで殺害されたか 米大使館爆破の首謀者
米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は13日、複数の情報当局者の話として、1998年にケニアとタンザニアで起きた米大使館爆破事件の首謀者の一人とされた国際テロ組織アルカイダの幹部が、今年8月にイランの首都テヘランでイスラエルの工作員によって殺害されたと伝えた。殺害されたのは、アルカイダ指導者のザワヒリ容疑者に次ぐナンバー2とされるエジプト人のアブドラ被告で、米当局が両大使館爆破に関わる罪で身柄のないまま起訴し、行方を追っていた。