【奈良】「幻の女性天皇」飯豊皇女の特別展 古代豪族・葛城氏の子孫、朝鮮半島からの渡来人技術者を束ねた忍海氏と深いつながり
飯豊天皇埴口丘陵の碑が残る「北花内大塚古墳」=奈良県葛城市北花内で2020年10月30日午前11時18分、稲生陽撮影
古墳時代の「幻の女性天皇」、飯豊皇女(いいどよのひめみこ)に関する特別展「飯豊皇女と忍海」が地元の奈良県の葛城市歴史博物館(同市忍海)で開かれている。同館近くの「忍海高木角刺宮」で短期間、国を治めた「飯豊天皇」とされ、市内には飯豊天皇陵として宮内庁が管理する北花内大塚古墳も残る。