【スパコン富岳シミュレーション】1分の通常会話では飛沫約900個、歌は約2500個、会話を約20分続ければ、せき1回に匹敵
冬は忘年会や親戚の集まりなど、会食が多くなる季節だ。会話するだけでも口から細かいしぶき(飛沫(ひまつ))が飛ぶため、新型コロナウイルス感染予防に注意が必要になる。理化学研究所などのチームは、計算速度世界一を記録したスーパーコンピューター「富岳」を使い、飛沫がかかりにくい座席の配置などを計算している。飛沫が出る場面として一番に思いつくのはせきやくしゃみだが、普通に話したり、歌ったりする時にも注意は必要だ。