【コロナ】ワクチン偏重の米に危うさ、マスクなど軽視 苦境長期化の恐れ
米国の対新型コロナウイルス戦略はワクチンと治療法に頼る一方で、社会的距離(ソーシャルディスタンス)の確保やマスク着用、全国的な検査体制拡充を重視していないため、新型コロナ禍を克服して通常の市民生活に戻るのが遅れそうだ。米政権は新型コロナワクチン開発に100億ドル(約1兆400億円)余りを投じると公約しているが、米世論調査会社ギャラップのリポートによれば、無料でワクチン接種可能になったとしても米国民の約半数が接種を受けないと回答している。