アメリカで最も権威のある文学賞「全米図書賞」 翻訳文学部門に柳美里さんの「JR上野駅公園口」が選ばれる快挙
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アメリカで最も権威のある文学賞「全米図書賞」の翻訳文学部門に、柳美里さんの小説「JR上野駅公園口」が選ばれました。ことしの全米図書賞の受賞者は日本時間の19日午前、オンラインのイベントで発表され、このうち「翻訳文学部門」に柳美里さんの小説「JR上野駅公園口」が選ばれました。この作品は、年老いて東京の上野公園でホームレスとして暮らす福島県出身の男性が主人公の小説で、日本では平成26年に発表されました。