【経済】航空不況、減収分を「貨物」で稼ぐ=航空会社 旅客需要の回復は24年と予測
ANAホールディングス、日本航空(JAL)が貨物輸送を強化している。両社の2021年3月期第2四半期決算によると、大規模な旅客便の運休・減便の影響で、貨物の輸送重量は両社とも前年同期を大幅に下回ったものの、単価の上昇によりANAHDは前年並みの売上水準を、JALは前年比2割弱の増収を確保した。新型コロナウイルス感染症拡大で航空不況が続く中、旅客の減収分を貨物で補強するため、貨物専用機の投入や貨物便の強化を図っている。