【古代】鳥装シャーマンの絵画土器出土 長野・東町遺跡で東日本初 西日本的な農耕祭事か 弥生時代中期後半(約2000年前)
長野市は18日、長野遺跡群東町遺跡(同市東町)から、矛を持つ鳥装のシャーマンとみられる人物を描いた弥生時代中期後半(約2000年前)の絵画土器を発見したと発表した。同市によると、過去に鳥装人物の絵画土器は全国で10例ほどが出土しているが、東日本では初めて。同市埋蔵文化財センターの大井久幸所長は「長野盆地において西日本的な農耕祭事が行われた可能性を示す重要な資料になる」と述べた。