【米国】主流派と側近、次々登用 バイデン人事、左派は不満 「企業に優しいインサイダー」「革新派は民主党の半分を構成している」
米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領は17日、ホワイトハウスの高官人事を発表した。バイデン氏を長年支えてきた側近やワシントン政治に精通した党の「主流派」が目立つ陣容。既成政治を批判してアウトサイダーを重用したトランプ大統領との違いが際立っている。大統領顧問に起用されたスティーブ・リケッティ氏は歴代民主党政権でホワイトハウス入りし、バイデン選対では財界から多額の献金を集めたと評価される人物。