【福井地裁】てんかん影響の事故で無罪判決 「発作の恐れの認識乏しく」 後続車の運転手に2週間のけがを負わせた
てんかんの影響で発作を起こす恐れがある状態で車を運転し、発作によって人身事故を起こしたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の罪に問われた男性被告(66)に、福井地裁が無罪(求刑懲役10月)の判決を言い渡していたことが26日、分かった。25日付。西谷大吾裁判官は判決理由で「自身が運転中にてんかんの影響で発作を起こす恐れがあると分かっていたとは認められず、危険運転の故意を欠く」と指摘した。