米兵の性暴力刻み25年 冊子改訂続く現実 「政府や米軍、どう見る」(西日本新聞)
沖縄で米兵が起こした性犯罪・性暴力の被害実態をまとめた冊子がある。25年前、1人の少女が米兵3人に暴行を受けた事件を機に、沖縄の女性たちが立ち上がり作成した。「実態を明らかにしたい」との思いを込めた冊子は、なくならない被害を前に今も改訂作業が続く。発行する市民団体「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」の共同代表、高里鈴代さん(80)は「25年を経ても冊子作りが終わらない現実を、政府や米軍はどう見るのか」と訴える。