【神奈川】給食費横領の元藤沢市女職員に実刑判決 動機「クレーム対応でストレス」に「正当化の余地ない」
藤沢市の学校給食の食材費計約2400万円を着服したとして、業務上横領の罪に問われた元市職員で無職の女(65)=同市遠藤=に対し、横浜地裁(横倉雄一郎裁判官)は4日、懲役3年6月(求刑同4年6月)の判決を言い渡した。横倉裁判官は判決理由で、「食材の放射能汚染に関するクレーム対応でたまったストレスから逃れるため」と被告が説明した動機について、「遊興費に充てたことが正当化される余地は全くない」と非難。