【西村担当相】Go Toとコロナ感染の関連示す研究 「査読前の論文だ」
西村康稔経済再生担当相は8日の記者会見で、政府の観光支援事業「Go To トラベル」利用者の方が新型コロナウイルスの感染リスクが高いとした東大などのチームの研究結果について「著者以外の専門家から科学的検討、査読を受ける前段階のものだ」と述べ、慎重な評価が必要だとの認識を示した。西村氏は「個々の論文にコメントすることは控える」としつつ、論文には「事業の利用が直接的に新型コロナ症状の増加につながったという因果関係は証明できない」など、4点の「限界点」も記述されていると強調。