【WHO・テドロス事務局長】「コロナワクチンの公平分配を」初の感染報告から1年 低・中所得国に分配するのに40億ドルの購入資金
中国が初の新型コロナウイルス感染例を世界保健機関(WHO)に報告してから31日で1年を迎える中、WHOのテドロス事務局長はコロナワクチンが富裕国ばかりでなく、全ての国に公平に分配されるべきと強調した。WHOが主導する枠組みである「COVAXファシリティー」を通じて、低・中所得国にワクチンを分配するのに40億ドルの購入資金がかかるとした上で、「これはわれわれが来年取り組むべき課題だ」と述べた。