【時短要請】焼き肉レストランの店長 「飲食店だけがターゲットになっている。 満員の通勤電車への対策など順序が逆だ」
東京・神保町でダイニングバーを営む40代男性は、午後8時までの閉店を求められるというニュースが流れると、そうこぼした。本来の営業は午後6時から午前2時まで。しかし36席ある店にはこの日も、開店からしばらく客は1人もこなかった。都内の感染者が急増した昨年12月以降、客数が大きく減っているという。満員電車はよいのに「飲食店だけがターゲット」昨春以来のたび重なる時短要請にも応じ、借金して乗りこえてきたが、「もう限界だ」と話す。