不要不急110番 「県外から来てる親戚を帰宅させて欲しい」「スーパーで間隔空けない客が居た」―警察庁
「コロナ禍の中で県外から来ている親戚を帰宅させてほしい」―。全国の警察が昨年1~11月に受理した110番のうち、こうした緊急性のないケースが147万6741件に上ったことが分かった。警察庁が10日の「110番の日」に合わせて公表した。同庁によると、警察官による緊急の対応が必要でない要望や苦情のうち、新型コロナウイルス関連では「スーパーで間隔を空けずに並ぶ客がいた」「他都道府県ナンバーの車が観光に来ている」という事例があった。