【バチカン】ローマ教皇がワクチン接種
キリスト教カトリックの総本山バチカン(ローマ教皇庁)は14日、教皇フランシスコと前教皇ベネディクト16世が新型コロナウイルスのワクチンを接種したと発表した。教皇は他人の命を守るためにも重要とし、2回目の接種も受ける予定だ。バチカンは13日から医療関係者や高齢者を優先し、接種を始めた。教皇は10日のイタリアのテレビ局とのインタビューで、ワクチン接種について「倫理的な行動で、自分だけでなく、他人の命にもかかわってくる」と話し、多くの人に接種をするよう呼びかけた。