寝たきりで解雇も…「後遺症軽んじないで」 だるさ、痛み、脱毛…「退院しても終わらず」
息苦しさや体の痛み、脱毛、抑うつ症状―。新型コロナウイルス感染が急拡大する中、後遺症の問題が深刻化している。多様な症状が続くのが特徴で、体調悪化から寝たきりとなり職場を解雇されるケースも。後遺症に苦しむ人たちは「退院しても終わらないのがコロナの怖さ」「後遺症治療にも支援を」と訴える。(安藤恭子)◆感染半年…「今も感覚が狂い、自分でないみたい」昨年7月にコロナの陽性が判明した東京都内の20代男性会社員は、微熱や頭痛が11月まで続いた。