【国連事務総長が批判】「コロナワクチンは、高所得の国々にすぐ行き渡ったが、特に貧しい国々には全く届いていない」
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国連のアントニオ・グテレス事務総長は15日、世界の新型コロナウイルスによる死者が200万人を超えたことを「痛ましい節目」を迎えたと嘆き、「ワクチン・ナショナリズム」に警鐘を鳴らした。グテレス氏は、「われわれはきょう、ワクチンの空白を目にしている」と述べた。「ワクチンは、高所得の国々にすぐ行き渡ったが、特に貧しい国々には全く届いていない」グテレス氏は、「科学の面では成功しているが、連帯の面では失敗している」と指摘。