なぜ?福岡県の宿泊療養、入所できず 稼働5割なのに…自宅待機2451人
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない福岡県で、軽症や無症状者向けの宿泊療養ホテルに空室があるにもかかわらず、入れない感染者が急増している。県内の同ホテルの稼働率は15日現在、5割に満たない一方、自宅待機・療養者は2451人に上る。ホテルの消毒・清掃を1フロア単位で行っているのが要因だが、自宅療養では家族内感染のリスクが高まる上に、医師の目が届かず容体急変に対応できないケースもあるため、県は改善策を検討している。