【京都】コロナ感染の独居80代女性、6日間入院できず自宅で死亡…病床使用率30%台でも受け入れられず
昨年末、京都市で新型コロナウイルスに感染した80代の独居女性が、自宅で入院を6日間待つ間に重症化し、肺炎で亡くなった。今年1月には、同様に京都市の自宅で入院待ちだった70代男性が重篤な状態になった。いずれも高齢で症状や基礎疾患があり、原則的には最初から入院が必要なケースだった。年末以降、京都府のコロナ患者向け病床使用率は30%台で推移しているが、実は医療体制は数字以上に危機的な状況にあり、受け入れる病院がなかった。