【コロナ研究】完治した人の身体は、残った抗体だけでなく、ウイルスを記憶する細胞により、より長期間、再感染を防ぐことが可能
米国とスイスの研究者らが、コロナウイルスが完治した人の身体は、残った抗体だけでなく、ウイルスを記憶する細胞により、より長期間、再感染を防ぐことが可能であることを証明した。ネイチャー誌に報告が発表された。研究者らは感染後1.3ヵ月から6.2ヵ月の87人の完治者を調査し、新型コロナの抗体は時間の経過とともに消滅する可能性があるが、彼らにウイルスを識別する特殊なメモリーT細胞が一定レベルで維持されることを明らかにした。